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【レビュー】Philips Hue(フィリップス ヒュー)で光目覚ましデビューしたら最高すぎた。

朝起きるのが苦手、なかなか起きられない、アラーム音に気がつかなくて近所迷惑になってしまう…目覚めに関する悩みを持っている方は多いのではないでしょうか?そんな悩みを解決してくれるのが『光で起きる』という方法です。

この記事では、筆者が自宅にスマートLED照明「Philips Hue(フィリップス ヒュー)」を導入し、Wi-Fi(Hue ブリッジ接続)で3年間、Bluetooth接続で半年使ってみた感想、使用感の比較、違いについて主に起床・就寝機能にフォーカスを当てて解説していきます。

この記事はこんな方にオススメ
  • 光目覚ましに興味がある
  • スマート電球でできることを知りたい
  • 寝起きが悪くてなんとかしたい
  • アラーム音で起きるのが苦痛だ
  • Philips Hueが気になる!

【Hueって何!?】Hueを導入することになった経緯

私自身保育士をしていてシフト制で起きる時間がバラバラだったり、まだ外が暗い時間に起きなければいけなかったりと朝なかなかスッキリ起きられなくて悩んでいました。目覚めの悪さをなんとかしたくて何か良い作戦はないかと探していたところ「光目覚まし」というものがあることを知りました。

中でも気になったのがPhilips社の Hue( ヒュー)というLED電球。何やらスマホアプリと連携して照明を操作できるらしい。「面白そう!」ということで自宅に Hue( ヒュー)を導入することにしました。2020年3月にBluetooth対応のHue電球が発売されましたが、私がHueを導入したのは2018年。Bluetooth対応機種はまだなかったのでHueブリッジ、ディマースイッチも一緒に購入しwi-fiに接続して使い始めました。

結論として、早番の日でも目覚めが以前より快適になりHueは私にとって光で目覚めを促してくれる最高なアイテムになったわけですが、導入した際の感動を思い出しながらHueの魅力とBluetooth対応機種との比較を述べていきたいと思います。

【Hueを始めたい!】Hueを導入するに必要なものは?

Bluetooth接続とブリッジ接続で必要な物

Bluetooth接続Wi-Fi(Hue ブリッジ接続)
照明操作に必要な物スマホスマホ、Wi-Fi環境、Hueブリッジ
照明操作にあると便利ディマースイッチディマースイッチ

Bluetooth接続はスマホと電球さえあれば利用できるのが大きな特徴で以前に比べて気軽にHueを導入できるようになりました。

ブリッジ接続はブリッジを使う事で映像、音楽、ゲームとの連動や外出先からの操作もできるなど、使う人次第で様々な機能を楽しめるのが特徴です。

Hue電球、旧モデルとBluetoothモデルの見分け方

旧モデルとBluetoothモデル、形はそっくりですがよく見てみると違いが分かります。

左:旧モデル   右:Bluetoothモデル

Bluetoothモデルの方にはBluetoothのマークが電球にも箱にも記載されています。ネットなどで旧モデルが安く売られている事がありますが、Bluetoothモデルが欲しかったのに買ってみたら旧モデルだった!という事にならないよう購入前に箱にBluetoothマークが付いているかチェックしましょう。

【買ってよかった!】Hueを導入して筆者が感じていること

一般的な光目覚ましと比べてHueが違う点は、Hue電球を手持ちの間接照明器具(本体自体に調光機能がない物)や備え付けの電球スポットに取り付けて使う事ができるということ。お気に入りの間接照明にもつけることもできるのは嬉しいポイントですよね。私はIKEAで1,000円くらいで購入したフロアランプと備え付けの電球スポットの2箇所にHue電球を設置しています。

IKEAで購入したフロアランプ

起床の設定時間になると2箇所のHue電球が徐々に明るくなり始め優しく目覚めを促してくれます。起きれなかったら心配なのでスマホのアラーム音もセットしていますが、大体はアラームが鳴る前にHueの光で半分目覚めている状態で、「そろそろアラームが鳴る頃だなぁ」と思いながら寝たままストレッチをしたり今日の天気をチェックしたりとゴロゴロタイムを楽しむ事ができるようになりました。アラームの音に起こされていきなり動き出すことは苦手なので、この至福のゴロゴロタイムができるようになったというのが私にとっては一番買ってよかったポイントです。

就寝機能も心地良いもので、ズバリ安心して寝落ちすることができます!夜に本を読んでいたり、スマホを見ていて寝落ちなんてことありませんか?そして電気の光で夜中に目が覚めたりするとなんだか損した気持ちになっちゃいますよね。Hueの就寝時間を設定しておけば電気が徐々に暗くなりフェードアウトしてくれるので消し忘れがなく安心です。

Bluetooth接続とHueブリッジ接続の比較、違いを解説

Bluetooth接続とブリッジ接続の使用感の違いについて

Bluetooth接続とブリッジ接続では使用するアプリが違い、起床、就寝の設定画面の仕様が少し違いますので実際のスマホ画面で紹介していきます。

起床の画面設定

Hue ブリッジ接続の方は更に下に続きます。

ブリッジ接続の方は曜日設定ができたり、フェードイン時刻を5分刻みで設定できたりとより機能が充実しています。

※補足「照明オフ機能とは?」…起床時刻に照明がついた後、自動で照明を消してくれる機能です。自宅を出る時間に合わせて照明オフ設定することも可能。朝のバタバタ時間に照明を消す作業を無くしてくれる何気に便利な機能。

就寝の画面設定

就寝の設定も起床と同様、ブリッジ接続の方は曜日設定などができます。

Bluetooth接続Wi-Fi(Hue ブリッジ接続)の違いを表にまとめました。

【比較表】Bluetooth接続とブリッジ接続『起床、就寝』の違い


Bluetooth接続Wi-Fi(Hue ブリッジ接続)
筆者の使用例
(現在はブリッジ接続利用中)
キャッチフレーズスマホだけでhueを始める全ての機能を使い尽くす音だと寝起きが悪いから光で目覚めたい
①スマホからの照明操作スマホアプリと連携して使用している
②起床フェードイン
(設定時刻に合わせて徐々に明るくなる機能)
◯(10分、20分、30分から選択)◯(5分~60分まで5分刻みで選択可能)15分に設定
③起床点灯からの照明オフ×◯(5分後~21時間55分後まで5分刻みで選択可能)1時間に設定(これが何気に便利)
④起床フェードイン曜日ごとの設定×◯(土日は遅めにフェードインなどカスタマイズ可能)あまり使っていない
⑤就寝フェードアウト◯(10分、20分、30分から選択)◯(5分~60分まで5分刻みで選択可能)30分に設定(心地良く寝落ち)
⑥就寝フェードアウト後の設定×(消灯のみ)◯(消灯、夜間照明、照明を暗くするから選択)消灯
⑦就寝フェードアウト曜日ごとの設定×あまり使ってない
⑧ディマースイッチ(hue専用リモコン)使用している(スマホアプリ開かなくても照明つけれて便利)

【結論】Bluetooth接続とブリッジ接続どちらが良いか

Bluetooth接続でも十分な人

  • 調光機能のある間接照明として使いたい
  • 主に使用が起床(光目覚まし体験)、就寝のフェードアウト
  • 自宅にWi-FiがないけどHueを使ってみたい

ブリッジ接続が向いてる人

  • 起床時間、就寝時間の設定を曜日ごとに分けたい
  • 自宅外リモート接続を使いたい(外出時に自動的にライトがOFF、帰宅時に自動的にライトを点灯させる機能)
  • 「Hey,Siri 玄関の電気を消して」をやってみたい
  • Apple Watchと連携させて手首での照明操作をしたい
  • 映像、音楽、ゲームと連動させたい

まずは光目覚まし体験をしてみたい!という方はBluetooth接続で十分に体感できることができるはずです。スマホで家の照明を操作できる事に感動する事でしょう。

そして、更に他の機能も使ってみたい!と思ったらHueブリッジも購入して様々な機能を楽しむのがオススメです。

朝、目覚ましが鳴る前にやさしい光で目を覚ます…音で起きるよりも寝起きが良く感じることでしょう。

そして夜は間接照明に。就寝時刻を設定しておけば消し忘れなし!寝落ちOKです。

様々な使い方を秘めているHue、可能性は無限大。キャッチコピーは暮らしが変わるスマート電球。本当にただの電球ではなかった!

Hueの魅力はまだまだ続いていきそうです。